講師業について思う。
バンタンの講師会
昨日は、バンタンのいわゆる講師会に出席してました。
バンタンは外部のプロ講師を登壇させることにこだわっているのですが、定期的に東京・大阪で各校の講師が集まっての会が開かれます。
僕は飲食のレコールバンタンで店舗開業の講義を担当。
講師会で何をする?
昨日は60名くらいの各界の講師の方が集まり、教育方針の説明、ワーク、交流会などが行われました。
僕ももちろんそうですが、みなさん講師をされるだけあって、大の話好きの交流好き。
隣になったこの方は、トークがすごかった(笑)関西ではけっこうテレビに出られてたとか。
この講師会では、どういう授業をやったらいいか、どうやって生徒に伝えたらいいかなどのグループワークもあるので、講師力もすごく上がる。
もともとその業界では知名度も実績もある方々なのですが(僕はさておき)、さらなる研鑽ができるので我々としてもとてもありがたい。
講師といってもいろんなタイプや働き方があるでしょうが、バンタンで講師ができれば、これだけでも相当なメリットがあると感じています。
講座を自主開催することのデメリット
僕自身、これまで自社開催の講座を中心に活動をしてきました。
なぜかと言うと、「利益率が高い」から。きっと他の講師の方もそうなのではないでしょうか。
しかし、自主開催の最大のデメリットは、常に自分で集客を続けなくてはならないことです。
いつしか「講師」ではなく、「集客」が専門になっている。プチ起業的な「集客コンサルタント」の方はこれにあてはまるのではないかと思います。
集客に必死になるのをもうやめよう。
これからは個人が発信力を持つ時代、メディアを持つ時代だと言われますが、むしろ個人で集客するのはより困難になるのではないでしょうか。
当たり前のことだけど、「本業にとことん向き合うこと」が大事。
講師であるならば、本業そっちのけで集客結果に一喜一憂するのをやめて、最良の講義をすることに今一度向き合うべし!(自戒をこめて)